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6月限定御朱印のお知らせ

2021.06.01

夏越の大祓は、一年の折り返し地点である六月に、大祓詞を唱え、半年間のうちに知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを人形に移して祓い清め、茅の輪をくぐったり、水無月という暑気払いの和菓子を食べて無病息災を祈ります。
茅の輪くぐりの由来は、備後国風土記の故事にあります。素戔嗚尊が旅の途中のある村で、身分をかくして一夜の宿を請うたところ、そのみすぼらしい姿から断った裕福な巨旦将来に対して、蘇民将来は自らも貧しいながら精一杯のもてなしで迎え入れました。旅の帰り道に再びこの村に立ち寄った素戔嗚尊は、身分を明かして、蘇民将来に茅の輪を作って腰に結びつけるよう伝えて去りました。すると、すぐに村を疫病が襲いましたが、茅の輪を身に着けていた蘇民将来の家族だけが難を逃れて生き残ることができました。
六月の御朱印は、皆様の罪穢れ祓われ、清らかな心を保つよう願いを込めて、清流をイメージした涼しげな薄水色の和紙に書かせていただきます

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