夏越祈願祭・茅の輪神事のお知らせ

夏越祈願祭・茅の輪神事

夏越祈願祭

大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちでいられるように、心身の穢れや諸々の罪穢れを祓い清めるために行われます。

この行事は、伊弉諾尊の禊祓を起源としており、宮中においても古くから大祓が行われていましたが、現在では多くの神社の恒例神事となっております。

年に二度斎行され、六月の大祓を“夏越の大祓”と呼びます。

“夏越の大祓”では、人形(ひとがた)に半年間の罪穢れを移してお清めしたり、境内にある茅の輪を「水無月の夏越する人は 千歳の命のぶというなり」と唱えながらくぐったりします。

熊野神社では、半年間の罪汚れを一切残さず、熊野の大神さまにお受け取り願い、そのご神慮の下で、暑い夏を元気に乗り越えて、コロナ禍においても皆様が無事に平穏な日々を送れるよう御祈願しております。

茅の輪神事

茅の輪くぐりの由来は、備後国風土記の故事にあります。素戔嗚尊が旅の途中のある村で、身分をかくして一夜の宿を請うたところ、そのみすぼらしい姿から断った裕福な巨旦将来に対して、蘇民将来は自らも貧しいながら精一杯のもてなしで迎え入れました。旅の帰り道に再びこの村に立ち寄った素戔嗚尊は、身分を明かして、蘇民将来に茅の輪を作って腰に結びつけるよう伝えて去りました。すると、すぐに村を疫病が襲いましたが、茅の輪を身に着けていた蘇民将来の家族だけが難を逃れて生き残ることができました。

当社では、6月末日に境内に茅の輪が設置されます。茅の輪をくぐって無病息災をお祈りしましょう。

お申込方法

①お電話いただくか当社にお越しください。人形をお渡しします。

※お電話いただいた方は、後日人形を郵送致します。

②人形の所定の作法を執り行い、罪穢れを移します。

※作法につきましては、下記“人形の作法”をご参照ください。

③人形は、7月5日までに当社までお持ちいただくか、返信封筒にてお送りくださいますようお願いいたします。

初穂料は、1家族につき1500円以上お気持ちで当社までお持ちいただくか、郵便振替用紙をご利用くださいますようお願いいたします。

 

人形の作法

①下図のように、人形にお名前と年齢を書きます。

②祈念込めて、人形で身体を撫でます。

③息を3度吹きかけ、罪穢れを人形に移します。

※人形は、7枚同封されておりますが、足りない場合は、半紙で人形を作り同様になさってください。

夏越祈願祭の詳細

神事について

場所 本郷熊野神社
日時 令和4年7月9日 午後5時       

※神事は、コロナウイルス感染症拡大防止策の観点より神職と総代のみで斎行されます。

 

 

お撤饌授与について

場所 本郷熊野神社社務所
日時 令和4年7月10日 午前9時~午後4時

※御神札のほか、数量限定で「水無月」という暑気払いの和菓子をおつけさせていただきます。なお、「水無月」は生もののため社頭お受け取りの方への授与に限らせていただきます。

※夏越祈願祭の祈祷を受けられた方のみ、お渡しします。

 

 

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