当社では、お盆に先立ち八月一日に、ご先祖さまに感謝の意を表し子孫繁栄を祈る祭式を斎行いたします（感染症予防対策のため神職のみで斎行）。
お盆に因んだ限定御朱印は、八月一日より三十一日まで、祭式のお撤饌「京都岩井の”塩飴”」をお付けして授与させていただきます。
優しい甘さにほのかな塩気があり、熱中症対策にぴったりで、当社権禰宜お気に入りの飴ちゃんです。
なお、お撤饌は数に限りがございますので、なくなり次第終了となりますこと、予めご了承ください。
「お盆」と聞くと仏教行事としての「盂蘭盆会（うらぼんえ）」を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、元来の盂蘭盆会は、中国の民俗信仰に仏教的な思想が加わり、餓鬼道に落ちて地獄の苦しみの中にある人々を現世における供養という功徳によって救う行事であると考えられています。
そこで、日本におけるお盆とは、祖先を敬い感謝する日本古来の考え方である「祖先崇拝」の要素も加わり、仏教的側面と神道的側面の両方を併せ持つ行事として慣習化されたものであるという考え方が我々日本人の感覚に馴染むのではないでしょうか。
お盆には、祖霊舎を清め、季節の物を供え、ご先祖様の御霊をお祀りすることで、ご先祖様に日頃お守りいただいている感謝の気持ちを伝え、「子孫八十続五十橿八桑枝如立栄給」と子孫繁栄を祈りましょう。
お盆限定御朱印は、続く「命」に感謝の気持ちを込めて、右上には八咫烏、右下には宮司が卵から育てた中庭の池の金魚、左上には梛の葉と椢の木に集まる夏の昆虫、左下には当社の看板猫と、境内に生きる動植物を配置しました。
また、お盆限定御朱印の他、夏詣の切り絵御朱印、月別の御朱印をご準備させていただいております。
社頭にて、お好きなものをお選びください。
当社では、感染症予防対策をしっかりして、皆さまのご参拝をお待ちしております。
